
「フェルミのパラドックス」って何のこと?

これはだな、昔ノーベル物理学賞を受賞した「エンリコ・フェルミ」って有名な人がいたんだが、彼がランチの席で発した言葉が発端になってるぜ!

ふ~ん、フェルミって人の名前だったんだ。ところで、そのフェルミさん、何て言ったの?

「宇宙人はどこにいる?」

へっ? これまたずいぶんと突拍子もない発言ね!

それに、このフェルミってのは「実際に調査することが難しいような捉えどころのない量を、いくつかの手がかりを元にして論理的に推論し、短時間で概算する」ことを得意としていたんだ!

へ~っ、ずいぶんと難しそうな推論が得意なのね?きっと、メチャメチャ頭よかったんじゃないかしら?

ああ、おそらくな。そこで、このエンリコ・フェルミは自分の特技を活かして、地球外知的生命体の数を試算してみたら、「どう考えても地球外知的生命体が結構いるはずなのに、何の痕跡も見当たらないのはおかしい!」ということになったらしいぜ

ふむふむ、なるほど。その矛盾が「フェルミのパラドックス」ってわけね

そこで今日はこの「フェルミのパラドックス」すなわち「地球外知的生命体と出会えない理由」について、主な20個の理由を一緒に見ていこうと思う

えっ?その理由って20個もあるの?

ああ、ちょっとボリュームが多いので、今日は【前半】として約半分の9つの理由について説明するぜ!

OK、わかったわ!